田中まい Mai TANAKA
PUNAYUオーナーセラピスト・鍼灸師です。
最近HPをリニューアルオープンしたので、自己紹介ブログを載せてみようと思います。
美容を叶えたい方に、身体の健康も同時に叶えられる、一人ひとりの支えになる鍼灸を広めたい─ という気持ちで患者さまへ向き合っています。
ここから長いお話をします。アーユルヴェーダや鍼灸の世界に入った頃から、今に至るまでのお話しです。
IT企業を退職したのち、2018年スリランカへ単身でアーユルヴェーダ修行の旅へ。本当に偶然が重なり良きご縁に恵まれて、個人で教えていただける機会をいただきました。
山の途中の小さな田舎町と、海の近くの小さな街にある病院2箇所で現地のアーユルヴェーダを学びました。
本場スリランカでは、アーユルヴェーダは医療行為になりますので医師免許がないとできません。
師事していた医師は、鍼灸を取り入れた治療を行っていました。地域の人達のかかりつけとしてあらゆる症状や病気に活用しているのを目の当たりにし、この経験で日本でもお役に立てればと考えました。そして、帰国後鍼灸師の資格を取ろうと決意。
鍼灸学校を3年間経て、無事国家試験に合格し、鍼灸師を名乗れるようになりました。
鍼灸の学校にいると、鍼灸ってすごい!と思うことは勿論有りますが、東洋医学に疑問が出てくることもありました。
そして現在は東京大学医学部附属病院研修生をしています。
医療において果たしてどれだけ鍼灸はみなさんに貢献できているんだろう?アーユルヴェーダと組合せてみなさんにどう活かせるのかな?もっと日本の現代医療で活かせる鍼灸も学びたい!
そんな関心も出てきて、研修制度を受験。なんとか合格しました。現代医学の病態把握や現状のエビデンスに基づく鍼灸治療の実践をしています。
現在の研修では、末梢性顔面神経麻痺や抗がん剤副作用の手足のしびれに対する治療などに携わっています。
顔面神経麻痺では細かい表情筋に対して鍼を打ち、ストレッチやマッサージ、セルフケアをお伝えしています。患者さんのお顔がより正常に近づくよう、日常や気持ちががより楽になるよう、目標をたてて治療しています。美容にもかなり生かせる要素があると考え、日々取り入れながらPUNAYUの美容鍼灸のベースになっています。
私のジャンルでいえば、アーユルヴェーダや、鍼灸と言えます。が、患者さまへの対応は枠にとらわれないで柔軟であるべきと考えています。
それでも基本はとっても大切。研修生として学んでいるのもそのためでもあります。ですが、マニュアルに囚われすぎず、目の前の患者さまの「いまここ」の姿を受け止めて対応できるよう日々心がけています。みなさん、どんなことでもご相談いただけたらと思います。
アーユルヴェーダや鍼灸の道に来るなんてかつては思ってもなかったのですが、すべて大切なご縁から、ここまでやってこられました。患者さまをはじめ、教えてくださる先生方はもちろん、周りの仲間達にも恵まれており、心から感謝しています。
これからもどんどん邁進いたしますので、ぜひよろしくお願いいたします。
まだお会いしていない方は、アーユルヴェーダ楽しそう!でも、もっときれいになりたい!でも、肩こりもついでによくしたいー!でも、些細なことでも、色んなことを相談してみてください。お役に立てたら本当に嬉しいです。
長々とお読みいただきありがとうございました。
田中まい