プナーユきぶん

スリランカのアーユルヴェーダと鍼灸をお届けしている者です。スリランカ修行を終えて日本で鍼灸師になりました。阿佐ヶ谷 高円寺 豪徳寺 都内出張などしてます

健康に良いのは腹8分目ではない!?

スリランカに来て1ヶ月半が経ちました。ここまど長かったという思いもあるけど、最近はあっという間に1週間が経つ。慣れてきた証拠ですね〜

 

日々師匠から昔ながらの口頭でアーユルヴェーダのことを教えてもらっています。

 

ここ数日アーユルヴェディックな生活のルールを勉強しています。いつ起きて、起きてから何をするか。アーユルヴェーダといえばインドのチャラカサンヒターなどに事細かに書かれています。

 

 

タイトルの、腹8分目ではない!?というのは、今日学んだこと。

 

実は 腹5分目 が良いとされているそう。

 

胃の中で、1/2のスペースにご飯が入っている状態。残り1/4は水、更に残りの1/4は空っぽであること。

 

これがベストな消化につながります。食べたものの良い栄養がきちんととれて不要なものはきちんと排出され、免疫力アップなどいいことだらけ!

 

 

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こういうイメージです。笑

腹半分でごちそうさま…現代人が毎日できるかというと難しい。出かけない日、とかならできるかも?

 

また、食べる時はテレビを見たり話したり笑ったりしちゃダメなんですって。

集中して食べていれば腹半分あたりで気付けるのかもしれない。別のところに気がいってる食事だとなんだか食べ過ぎちゃったりすることもあります。

 

まずは集中して食べてみることから、理想の消化を目指してみたいですね!みなさんにおススメしたいので、まずは私が頑張ります!!笑

 

 

アーユルヴェーダでは食事、消化が本当に命に関する重要なこと。

今日学んだ健康に良い食べ方を日本の方々がどう組み込めるか模索しようと思います!^^

シンハラ語の体験授業に行きました

以前、数少ないシンハラ語の授業をしている語学学校で、体験授業をうけてきました。

アユボワンしかわからない超初心者だと伝えたものの先生のスピードはなかなか早く、体験授業なのに思ったより濃い内容を教えてくれたことには感謝。

 

しかしあの文字をスラスラ書けて読めるには訓練が必要。

 

 

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文字は、母音記号を子音にくっつける。ハングルっぽい印象です。

なぜOの母音記号は両サイドに書かなきゃいけないの?とか色々文句言いながらも書けるようになってくると面白いですね。

 

体験授業のスリランカ人の先生「シンハラ語は、日本語よりとっても簡単ですから」

だそうですよ。

 

 

まずは、自力でどこまで行けそうかやってみます。

 

初めてのスリランカ Kegalle Ayurvedic Base Hospital訪問編

さて、初めてのスリランカ訪問記事3つ目です。どんどんいきます。

 

 

◆Kegalle Ayurvedic Base Hospital訪問

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ここはKegalleという場所(ケーガッラ県)の州立?国立?んー、よくわかってなくてすみませんが、Publicなアーユルヴェーダの病院です。

 

かつてDr.パドミカ氏が勤めていた病院ということで、見学させていただきました。

 

 

 

*この病院によくくる患者について

結構入院している方が多かったのです。医療費が無償らしいので、結構気軽に来るのかもしれませんが、どういう症状で病院にくるのか、聞いてみました。

 

主な病状は以下の3つだそうです。

  • Paralysis(麻痺)
  • Arthritis(関節炎)
  • Skin desease(皮膚疾患)

この病院は、という特徴だと思います。たとえば精神系や婦人科系の疾患もアーユルヴェーダでは取り扱ってますが、その辺はまた違う病院が得意なのかな?

 

この病院では、皮膚や整形外科系の疾患患者が多いようでした。なので、直接ハーブを塗りこむ姿もよく見かけましたし、病室はハーブのにおいでいっぱいでした。

 

男女別の病室がいくつかあり、それぞれベッドがずらーっとありました。あまりセキュリティはありませんね。

若い方も意外にいました。

 

 

*パンチャカルマルーム

パンチャカルマとは、アーユルヴェーダでの毒だし療法のことですが、以下のページにきれいにまとまってらしたので、リンク貼らせてもらいます!

 

around-india.com

 

スリランカには、インドのように、西洋医学の病院もあればアーユルヴェーダの昔ながらの病院もたくさん存在します。

この病院は大きめの総合病院といった感じでしたが、「Panchakarma Unit」の部屋がありましたので、覗かせて頂きました。

まずは患者さんたちが、自分の病室で、各々治したい部分にオイルを塗りこんでからこの部屋へやってきます。

 

 

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オイルをよく浸透させるために、ナースがスチームを当ててあげるのです。

このスチームは、何でできているのか聞いてみましたら、「ギー」で作られているそうです。

 

やっぱり、アーユルヴェーダといえば、ギーですね!

 

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左側の鍋にギーを入れて、火にかけてスチームにして、ホースからあつーいスチームがでてくるという仕組みだそうです。

 

ただでさえ暑いスリランカですが、部屋にはクーラーもありませんので、もう蒸して蒸して暑かったです。

 

 

蒸すといえば、もう1つ施術を教えて頂きました。

キリとも呼ばれる、ハーバルボールです。

 

 

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布にハーブを詰め込んで、蒸してあつあつになったものを、患部にあてていく施術です。  

 

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 この紫のドレスを着た患者さんが乗っているのは、下からスチームを出すことができる網目のあらいベッドです。スチームは出してなかったですが、必要に応じてつかっているとか。

それにしても、年季がすごいwオイルを使うので色が変色しまくっています。しかも日本だと結構ベッドにシーツを敷いたり気を遣うのですが、その辺はなんにもしないのがスリランカでした。笑

きっと日本人よりたくましいのですかね・・

 

ちなみにこのナースの方も英語がちょこっと話せましたが、シンハラ語で単語をちょこちょこ教えてくれました。帰りには笑顔で見送ってくれて、、

まさに白衣の天使。

 

 

*お薬をつくるPharmacy Area

 アーユルヴェーダではオイルやあらゆるハーブなどをつかったお薬がたくさんあります。この病院では、処方箋薬局のような場所があって、患者がならんで薬をもらっていました。

 

 

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基本、ドス黒い液体です。瓶に入っていて、お酒のようなにおいがしたり、甘いにおいがしたり、、

 

私も適当に、おなかに良いという薬をコップにいれてもらって、いただきました。

 

 

うーん。

 

 

 

超まずいw

 

 

 

 

すっぱにがい・・・?なんというか、オエーってなりました。笑

まずすぎて飛び跳ねて「まずい!」という表現をしたら、爆笑してくれました。芸人的には楽しい思い出です。

 

それを飲んで特に変化はありませんでしたが、その後スリランカでおなかを壊すこともなくおなかは平和でした。

 

 

続いて、お薬を作っている場所も見せて頂きました。

 

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壺にいれて煎じたり、漬け込んだり、、すべて、手作りで行われるのだそうです。

ハーブはどこで仕入れるかというと、こういった大きな病院ですと、国から支給されるのだそうで、受け取ったらまずハーブを乾燥させて、あらゆる薬やオイルに利用するのだそうです。

 

 

*身近なハーブ

大きな病院では、ハーブは国から支給されるということですが、小さな病院や家庭では庭にあったり自分で育てたハーブや木の実を使うこともあるのだそう。

 

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名前をうっかり失念したので、ちゃんと勉強せねばなぁと思うのですが、なんとなくあるなぁという木の葉っぱも、お薬になるという話を聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

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あ、これ↑の細い葉っぱは「ハタワリ」です。これは覚えています。笑

コラキャンダというアーユルヴェーダなお粥に使ったりします。ハタワリはスーパーにも売っていました。

 

効能としては、おおきく3つあると教えてもらいました。

  • からだを冷やす(ピッタによい)
  • 血を浄化する
  • 不妊にもよい(卵を増やす効果があるといわれている)

 

なお、キャンダについて素敵な記事がありますので、シェアいたします。

www.elle.co.jp

 

 

うーんやっぱりハーブや植物の名前を覚えないと・・・笑

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*静脈瘤(じょうみゃくりゅう)にはヒルで治療

 

ちょっと面白いので書きますが、varicose(静脈瘤)という血管が腫れる症状があるのだそうです。スリランカではたまにそういった症状の患者がいるそうですが、治療にはあの、川にいる、ヒルを使います。

 

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ペットボトルにヒルがいるのですが、写真だとわかりにくいです。

 

Dr.曰く、「エサもいらないし、ペットボトルにいれておけば結構生きるから便利」とのことですw

ヒルは、ペットボトルの中に水をいれ、フタに空気穴をあけておくと、300日ほど生きてくれるらしい。

 

ヒルを腫れた血管にのっけると、悪い血を吸ってくれるというもの。なんだか昔ながらの治療ですね・・!

ペットボトルの中で泳ぐヒルを見ただけで、実際の治療の様子は見られませんでしたが、いつか見てみたい・・こわいけど。笑

 

 

 

 

Dr.パドミカはパンチャカルマの名医といわれているそうなので、まさにこの病院で、数々の患者を助けてきたようです。

 

 

パンチャカルマの場所や、オイルやアーユルヴェーダなお薬など実際に見られたことは大変貴重でした。

まだまだ記事はつづきます。お読みいただきありがとうございました。

初めてのスリランカ アーユピヤサ訪問編

さて、初めてのスリランカ訪問記事2つ目です。よろしければお付き合いください。

 

 

◆アーユピヤサ訪問

Dr.パドミカのありがたいコネクションで、まずは日本人向けのアーユルヴェーダ施設の「アーユピヤサ」を訪れました。

 

本で読んでから、最高に癒されそうだなぁ・・と、めちゃめちゃ行きたかった場所。
でもお高いから、泊まれません。笑

 

www.ayupiyasa.com

 

 
Dr.パドミカのおかげで、その日は特別に、オーナーの方から、Ayurvedic MassageとLunchまでご提供いただきました。

 

食堂で日本人の親子(母・娘)や友人同士のグループを見かけました。さすが日本人向けの高級な宿泊施設(1泊2万円以上と思います)ということもあり、全体的にとても綺麗にしています。

 

庭も美しく、ハーブやドラゴンフルーツがなっていたり。喧騒から離れ、じっくり自分を癒せる場所、という印象です。
ああ~、泊まりたかった。。いつか、泊まりたい。

 

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出ました、シロダーラできるアーユルヴェーダの施術用ベッド。

私は肩、腕と足のマッサージだったので使用しませんでしたが、オイルがあたたかくて、ハーブの独特なかおりが心地よく、眠ってしまいそうでした~。

 

東南アジアでマッサージに行くと、すごく強い指圧で「痛い痛い!」となる場面はあるあるですが、ここのマッサージは、、天使の指圧・・・という感想です。

やさしいです。

しかもスタッフの女子「強さはどう?大丈夫ですか?」と聞いてくれるし。

やさしくていいかんじです!!!

 

 

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これがランチでいただいたものです。大きな器にRed Rice, 普通のRiceと、煮込んだおかず、カレーがたくさん。自分のお皿に取って、まぜまぜして食べます。

辛さは控えめです。豆やナスお野菜が中心で、ココナツやスパイスなどと煮込んであり、スリランカンなお味。

やさしくて、ちょっとスパイシーで、超絶ご飯に合います。

おいしすぎて、食べすぎてしまったかもしれません。。。。。

 

 

 

 

さいごに、アーユピヤサで撮った、パドミカさんと私の写真。笑

周りをご覧頂くと、お分かりだと思います。本当に緑の中にあるゆったりした場所なのです。癒されますよ~

 

 

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初めてのスリランカ アーユルヴェーダ、パンチャカルマの名医との出会い編

 

おひさしぶりです。

時間があいてしまいましたが、スリランカでお目当てのアーユルヴェーダの病院宿泊施設を見学させていただいたことについて、記録したいと思います。

 

 

 

お世話になったドクターがかつて働いていた場所いくつか連れて行ってもらえました。

 

ヨガジャーナルに何度か載っていたり、お気に入りの本「スリランカに学ぶアーユルヴェーダのある暮らし 」にも載っているアーユピヤサのドクターも勤めていたDr.Padmikaさんにお会いしました。

 

彼女はアーユピヤサのWebサイト(日本語)にも紹介がありましたので、リンクと画像掲載させていただきます。

www.ayupiyasa.com

 

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実は、Dr.を紹介すると言われていたものの、当日までどんな方なのか教えてもらえてなかったので、まさかの憧れの、会えるとも思っていなかったDr.だったとは・・・と、驚きました。

 

彼女は、コロンボ大学ではじめてアーユルヴェーダの医学部を卒業、様々な課程を通過し、あらゆる病院で経験をつんだのちにサバラガムワ州の国立病院の院長や州の委員の理事も勤めています。彼女はパンチャカルマの名医と呼ばれています!!✨
今は権威ある地位でスリランカのDr.の指導や患者への治療など行っています。

 

 

Padmika先生は、この奥深ーくて難しいアーユルヴェーダのシステムを、超緻密に計算して患者を治療しています。
スリランカの伝統的なアーユルヴェーダを心から誇りに思い、大事にしている姿、その一方でも親しみやすく、よく笑う方です。キャッハ!と笑います。(笑)
そんなキュートな性格、確実な知識と治療で、みんなDr.Padmikaが大好きです。

 

 

 

そんな方との出会いから、5日間のAyurvedic Tourがはじまりました。

訪れた場所など、別の記事で書いてみようと思います。ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

Yahoo!ニュースにみる、健康志向の高まりとドーシャのバランス(話題のデカフェと糖質オフ)

デカフェ、糖質オフ。

 

成城石井やらちょっとお高いお店にありそうなワードでしたが、最近はコンビニやスーパーでも手軽に買えるようになってきましたよね。

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

news.yahoo.co.jp

 

くら寿司の、シャリ部分を酢漬け大根に変えるという、、かなり思い切った糖質オフ寿司も登場するそうですね。

大根も酢も大好きなので普通に刺身感覚でおいしいのだろうけど、お寿司なのか!?という笑

 

でもシャリを残す人が増えたり、ダイエットや健康への意識が高まってますよね。

 

アーユルヴェーダ、長生き、健康をテーマに勉強している私にとってはありがたいことで、もっともっと意識が高まっていくよう、まずは自分の健康から努力しようと思います。

 

Yahoo!の記事カテゴリ?というのでしょうか。「フォロー」というものがあるのですが、カフェインレスや糖質制限のワードで検索すると、出てきます。

毎日のように記事が公開されていますね。

 

follow.yahoo.co.jp

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糖質オフについて

 

デカフェについてはあまり詳しくないので、これから調べてみます。

現状は、ルイボスティーってカフェインレスだよね~よく飲むわ~っていうレベルです。

 

糖質オフはなんとなく気をつけてるレベルですが、ちょっと調べてみたことなどを書いてみます。

 

 

糖質というのは、ドーシャでいうところのカパ

 

糖質オフなランチをとったあと、仕事中眠くなりにくいと感じるのは、カパがおさえられているから。アーユルヴェーダ以外のことばでいうと、血糖値の上昇がおさえられるからですよね。

 

他の記事でも書いてありましたが、、

・カパをおさえれば、体重がおちる
アーユルヴェーダ的にみても、ダイエット効果があるということですね。

・カパがおさえられすぎて、バランスを崩したら健康にはよろしくない
⇒ドーシャのバランスというやつですね

・炭水化物を控え気味にするのは問題ないが、バランスよく6味とることが大事
⇒これは個人的にできていないポイントです。同じものばっかり食べちゃう・・

 

 

コンビニで手軽に糖質オフ!というかんじで、私もよくサラダ、サラダチキン、味付け卵を買ったりしますが、コンビニで手軽にバランスのよい食事を!というのもほしい・・・・コストは高いけど・・

 

それか、コンビニで手軽にドーシャ別ランチ(カパ軽減!ヴァータ軽減!ピッタ軽減!)とかやりたい。

組み合わせと工夫で可能かもしれませんね。この辺はもうすこしコンビニで研究をしてみます。

 

 

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それにしても、フルで働く大人って時間にゆとり持てないことが多い・・・(T_T)

しみじみ。

 

そんな現代社会に適応するような、アーユルヴェーダやヨガで肩の力をぬけるような何かを提供したいです :)

 

朝は超絶弱いですが、先日、朝に大好きな先生のヨガをしに行ったら、心身スッキリして仕事がはかどりました。時間の使い方をあらためて考える機会になったので、とても感謝。

疲れたOLがラオスにはまる理由

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友達でも、会社の人でも、初対面の方も、海外旅行が好きという話をする度、大抵「どこの国がよかった?」といた話になりがち。

 

私はいつも ラオス と回答しています。

 

学生の頃、東南アジアあたりの地図を見て、タイとベトナム近いしここ行こうかな?なんて思って行ってみたら、とんでもなく良いところでハマってしまったのです。

 

 

特別大好きなのがルアンパバーン(ルアンプラバン)。

 

何がいいの?と言われるといつも、なんだろう、、雰囲気?と曖昧な答えになってしまうけれど。。

 

 

そこで、村上春樹の『ラオスにいったい何があるというんですか?』で、とてもしみわたる表現が2つほどあったので書かせてください。

https://www.amazon.co.jp/dp/416390364X/ref=cm_sw_r_cp_awdb_QsULzb650ZHP3

 

この本は紀行文なのですが、ルアンプラバンについて書いてくれてるので、村上春樹からしばらく離れていたつもりの私でも本を手にとって、ありがとう、と読んでます。

 

 

 

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私たちは毎日色々なものを見てはいるものの、見る必要があるから見るのであって、本当に見たいものを見ているのではないことが多い。

一方ルアンパバーンでは、自分の見たいものを自分で見つけ、自分自身でじっくり時間をかけて眺めなくてはならない。日本で流れ作業なようにものを見ている感覚とは異なり、自発的に想像したり、見るものを取捨選択する。

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私自身、東京の暮らしにとても疲れて何ヶ月も会社を休んでいた時にルアンパバーンへ1人で行ってきたことがあります。

 

川沿いのレストランで出された臭い(腐ってる!?)割り箸を使ってディナーをいただいたら、翌日から体調が最悪なことになって高熱に泣きながら1人で年越しをした、という思い出もありますが。

 

それはさておき、ラオスには何があるかというと、お寺とか、メコン川とか、美味しいご飯に綺麗な滝など、素朴な魅力が色々ありますが、

なんでも自分の好きなように自分の足で回れる場所です。

動く。動かない。どちらの選択もとれる。あの時間と人の流れこそ、ラオスの魅力ではないかなぁ。

村上春樹の文章によって、多少はラオスの魅力をマシに語れるようになりそうでありがたいです。

 

 

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世界というのはとてつもなく広いはずなのに、同時にまた、足で歩いてまわれるくらいこぢんまりとした場所でもあるのだ。

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ルアンパバーンって京都奈良のような古都なんですが、小さな街なので歩いてもよし、私はレンタサイクルで回るのがたまらなく好きですね。

そこかしらにあるゲストハウスで借りられます。

 

 

現地でいただくご飯もとっても好みです。

タムマークフンというパパイヤサラダが辛すぎて、カオニャオというもち米を頼んで火消しみたいなことしたり、からだ張ることもありましたが。良い思い出。

タイのソムタムにほぼ一致してるんですが、パーデークというニオイきつめの魚醤?を使っていて、パンチがあって好きです。

 

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タムマークフン

 

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カオニャオ

 

 

ラオスの魅力、もっと噛み締めたいので、今後も許される限り訪問したいと思います。

 

ルアンパバーンにはまってしまってるものの、バンビエンなど素敵な場所がまだありますし、ラオス一周してみたいです。

 

 

 

 

東京の暮らしにある意味飼いならされた大人におすすめします。

本当に力を抜くことってなかなかないですから。ここならできます。